キャンプでの虫刺され対策と対処
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キャンプでの大敵といったら蚊・アブ・蜂などによる虫刺されですよね。
他にもダニやムカデ、毛虫などアウトドアでは虫刺され対策は欠かせません。
何といっても、刺されないための対策が一番大切で、ここに力を入れなくてはなりません。
ですが、刺されてしまった場合の対処も怠るわけにはいきませんよね。
ここでは、虫に刺されない対策と刺されてしまった場合の対処を考えてみたいと思います。
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キャンプでの虫刺され対策
キャンプ等、アウトドアの場面では家庭用の虫刺され対策とは考え方が違ってきます。
まず、アウトドアでの虫刺され被害の多くは、蚊・ブヨ・アブ・蜂による被害です。
その対策として
- 殺虫剤:役に立たない
- 蚊取り線香:気休め程度
- 防虫アクセサリー:お守り程度
- 防虫スプレー:効果あり(蚊のみ)
- ハッカ油スプレー:(ブヨにも効果)
- スクリーンタープ:遮断が一番効果的
- 長袖長ズボン:虫対策の基本です。
- 帽子とサングラス:スズメバチ対策に
殺虫剤はアウトドアではきりが無いですし要りませんね。
蚊取り線香は気休め程度の効果と書きましたがスクリーンタープの中で使用なら効果ありです。
虫よけのブレスレット等のアクセサリーはハッキリ言って開運グッズ程度の認識で良いと思います。
防虫スプレーはキャンプでは一番効たよりになり持続時間も長いので便利に使えますが、蚊にしか効きません。
ブヨにも効くと人気の高いハッカ油スプレーですが、持続時間も短く(約1時間)、噂程の効果は期待しない方が良いかも知れません。
ハッカの成分を虫が嫌うのは事実ですが、刺されるときは普通にスプレーした場所も刺されます。
キャンプ場でのキャンプなら、防虫スプレーをぬっておき、ブヨのいそうな河原や草むらに近づくときだけ足元などにこまめにハッカ油スプレーを降り掛けるのがお勧めですね。
何といっても効果があるのは、スクリーンタープで虫を遮断してしまうのが一番ですが、アウトドアの解放感は損なわれますよね。
夏のキャンプでも夜は冷えるので長袖シャツと長ズボンは用意しとくに越したことはありませんし、全ての虫対策の基本です。
帽子とサングラスは特にスズメバチは黒い色(目や頭)を狙ってくるのでアウトドア活動では帽子とサングラスは使用したほうがいいです。
また、枝などから虫が降ってきた場合の対策として、帽子全体にツバがあるタイプがお勧めです。(野球帽などだと、降ってきた虫が首筋から服の中に入りやすいので。)
ハッカ油スプレーの作り方
ハッカ油スプレーは2%のハッカ油で作るので、100ml作る場合
- スプレーボトル:100mlサイズ*
- ハッカ油:2ml
- 消毒用エタノール:10ml
- 精製水:88ml
スプレーボトルは、ポリスチレン(PP)の容器だと溶けてしまうので、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ガラスの物を使用します。
作り方
ハッカ油を100mlのスプレーボトルにスポイトを使い2ml消毒用エタノール(無水エタノールも可)を10ml入れて振り混ぜ合わせた後、精製水を注ぎもう一度振って混ぜ合わせれば出来上がりです。
ハッカ油は油、精製水は水なので、溶け合わせるためにエタノールを使います。
エタノールと水の混合比は1:9が良いと言われていて、その中にハッカ油を混ぜる感じです。
精製水を使うのは、ハッカ油の成分が水道水等の成分と反応して壊れてしまうのを防ぐためです。
ハッカ油スプレーのコスト
- スプレーボトル:300円位
- ハッカ油:20ml500円位
- 消毒用アルコール:100ml300円位
- 精製水:500ml200円弱位×2
- スポイト:100円位
最初に1600円位かかりますが、これで10回作れることになるので格安ですよね。
虫に刺されてしまったら
刺されてしまった場合に覚えておいてほしいのは、何もない場合の基本の処置としては水で洗うのがとても有効だということです。
虫刺されにしても、切り傷にしても、水による洗い流しはとても有効なことを覚えておきましょう。
そして、虫刺されの毒の吸引にあると便利なのがポイズンリムーバーです。
エクストラクター ポイズンリムーバーの使い方
キャンプの時等、アウトドアでは一つは持っていたい物なので、救急セットに入れておくといいと思います。
アタッチメントカップが4種類ついているのでその中から適当な物を選び先にセットします。
使い方は簡単で、カップをセットしたポイズンリムーバーの取っ手を引き上げ刺された場所に密着させ、取っ手を押し込むと吸引されます。(逆の様に思うかもしれませんが、最初に引いておき、押し込むのが正解です。)
吸引時間は1分~3分位が普通だと思いますが、説明書を見ると解ります。
押し込んだ取っ手を引いてやると吸引が解け外れます。
値段が安く人気のドクターヘッセル インセクト ポイズンリムーバーも手頃で良いと思いますが強度と吸引力に難があるようなので一個持つなら昔から信頼のあるエクストラクターをお勧めします。
カスターオイル(ひまし油)
日本では下剤として密かに知られていましたが、海外で美容に絶大な効果がある事で人気になったカスターオイルは、実は虫刺されやケガ、火傷、捻挫や筋肉痛まで使える万能薬なんです。
シミ取り、イボ取り、黒子取り、ニキビ、吹き出物、美顔オイル、髪の育毛、美髪効果といった美容効果だけでなく、目薬や湿布薬としても使え、あらゆる外傷に効き、解熱剤としても使え、その上効果が素晴らしいんです。
切り傷にマキロンを塗り、虫刺されにムヒを塗り熱が出ると解熱剤を使い、捻挫にサロンパスを使う必要はなく、カスターオイルで全て解決します。
カスターオイルの効能については、カスターオイルかひまし油で検索してみて下さい。
素晴らしい効能に驚きますよ。
一家に一本は勿論、アウトドアではまさにこれ一本の万能薬となります。
救急セットには、ポイズンリムーバーとカスターオイル、キズバンと包帯で十分です。
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