アウトドアで大切な医療の知識
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私がアウトドアにおいて最も重要になるスキルだと思うのは、医療に関するスキルだと考えています。
アウトドアにおいてはさまざまな能力が要求される場面があります。
例えば、私が得意とする釣りのスキルがあれば、川や海で魚を釣ることで食料を確保できますし、調理のスキルがあればキャンプ場でおいしい料理にありつくことができます。
その他、単純に腕力や体力ああればさまざまなシーンで役に立つことでしょう。
しかし、それらのスキルがなくてもなんとかキャンプを楽しむことはできますが、医療の知識が無いと、いざという時に困ることになります。
夏のキャンプの時の話です。
いつもは夏場のキャンプに参加しないメンバーが、その時は暇だったのでキャンプに参加していました。
しかし、普段は暑い季節にキャンプに参加していなかったせいか、暑さに対する準備や覚悟が足りなかったようで、彼は熱中症にかかってしまいました。
このキャンプ場は町からかなり離れた場所だったので、救急車を呼んだところで時間がかかってしまいます。
しかし、メンバーの一人に医学部の学生がいたので、彼の指示で適切な処置を施したことで、彼の体調はすぐに回復しました。
軽い症状だったことと、早めに処置したことが回復の決め手になったようです。
結局、キャンプの終わりまで体調を崩すこともなく、帰ったあとに念の為に病院へ行ったそうですが、特に問題はなかったようです。
アウトドアでは、熱中症以外にもさまざまな危険が待っています。
例えば怪我です。
軽い怪我でも、雑菌が傷口から入ってしまうと、決して軽い症状では済まされないことも多いです。
他にも虫やヘビといった、有毒な生き物に刺されたとか、噛まれた場合にも適切な応急処置を施すことができます。
そういった知識について書かれた書籍もありますが、いざという時になってから本を開いても、役に立たないことが多いです。
緊急時の知識である以上、すぐにそれを活かせなければ意味はありません。
そのため、医療の知識やスキルを持っていることは、アウトドアにおいて大きな意味を持つことになります。
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